2020年10月26日月曜日

竹の活用・デザイン・建築

アジアには竹の建築がある。

竹はしなやかで折れなくて何より美しい。

ベトナム、ハノイから郊外へ車で90分。農業のかたわら竹細工を作っている村がある。

竹で魚をとる魚籠を作っている。

農業の手の空く時期に竹を編んで魚籠をつくっているそう。その独特の形がなんとも美しい。


フラミンゴ・ダイ・ライ・リゾート

http://flamingoresorts.vn/dai-lai-resort


ハノイから車で45分のリゾート。ベトナムを代表する建築家のヴォ・チョン・ギアさんの建築作品があります。


スケールが大きくてかっこいい!



バンブーサーカスというものがあるそうです。かっこいい!



日本でも竹は身近にある植物ですが、こんなにも、生活に溶け込んでさまざまなことに活用されているベトナムにぜひいってみたい! 

2020年10月21日水曜日

コウノトリが煙突に巣を作る話

昔若いときにポーランドに住んでいたのだけど、結構ちょいちょい、コウノトリを見た気がする。(同時に白鳥もみた)。

ポーランド国内でもみたし、ヨーロッパを旅行するとみかけることがちょいちょいあった。(コウノトリセンサーでもついてるのかもしれない)

Cory, CC BY 2.1 jp, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1173959による

煙突とか時計台とか高い塔みたいなところにわりと大きな鳥(コウノトリ)が巣をつくっているので結構ダイナミックだよな~と思う。なんとなく町と溶け合っていて、東京ではなかなかみない風景に驚いたものである。

そのコウノトリ、日本ではみないと思ったら野生の種類はとうにいなくなってしまったとのこと。


2018年現在は、再導入された個体の内、飼育個体が100羽、野外生息個体が144羽の計244羽となっている


と、wikiが教えてくれている。

近年では、つがいで子育てをしている姿がヨーロッパで目撃されている。今年もたくさんのコウノトリがアムステルダムにやってきたという記事を読んだ。

とくにアムステルダムでは、「構造ビジョン・アムステルダム2040」と呼ばれるプランで町のインフラや居住環境の改善、街の緑化などと並んで「生物多様性」にも重点をおいた。

街の健全なエコシステムを保つ役割があるからだそう。

ミツバチを増やすために巣箱を設置したり、運河の水質の改善を図ったり、水中の生態系の多様化にも成功している。

市内に約100種の留鳥と運河には約60種の魚が生息していてアムステルダムは非常に生物多様性が高い街だとのこと。

ロッテルダムまでしかいったことないのだけど風車が美しい、運河の都市だった。

街の規模が大きすぎず、(人は巨人が多かったけど)オランダは好きな国です。

2020年10月19日月曜日

インドのコーヒーについて

インドは紅茶の国と思いきや、コーヒーも自国で賄える。世界7位のコーヒー豆の産地。

高地で栽培される繊細なアラビカ種とタフで栽培しやすいロブスタ種。

伝統的な南インドのコーヒーは「フィルター珈琲」といって、2層になった円柱の器具を使って淹れる。





このお兄さんの動画をみるとわかりやすい。
それとインドのコーヒーはチコリを混ぜているそうで、3:7とか7:3とか5:5とかあるとのこと。

(28そばみたいなイメージ?)


この、フィルターでデコクションという濃縮コーヒーを作って、これをミルクで薄めるのが一般的らしいです。

なかなか興味深い! このコーヒーセット、南インドにいったら絶対チェックですね。

2020年10月15日木曜日

ベジバーガーのこと

去年スリランカにいったとき、キャンディをインドからきたベジタリアンのご夫婦と一緒に回ったので、ヴィーガンのお店で食事を調達した。


あなたベジタリアン? と聞かれることもなんどかあり、スリランカではどうやらふつうにベジタリアンは暮らせる模様。(ベジのお店がたくさんあるし、レストランでもベジ料理がちゃんとある)


日本もそのうちそんな感じでベジ専門とかできるだろうなと思いつつ。


スリランカのベジ料理やさんは、とてもおいしくてこれならベジでもいけるよ!って思った。さて、日本に帰ってきたら、すぐノンベジな私で焼肉だステーキだいっているのですが・・・でも夜はベジにしたいのが本音。こんなお店があったらいいなというお店のことについて書きます。


場所はニューヨーク。(ありそうでしょ?おいしいベジのお店)

健康志向により注目されるようになったベジタリアン料理。

ビヨンド・ミート

やっぱりね、おいしいって思わないと人がなかなかファンになってくれない。

ビヨンド・ミートは野菜のみで作るパティなどを生産し、小売店やレストランに商品を卸している。(上場しています)



手作りの野菜バーガーレストランも誕生している模様。

レカー・バーガー

https://www.lekkaburger.com/


肉や魚がいつも主役なのではなく、野菜がおいしいのだということで

おいしいバーガーをいろいろなテイストで提供しているお店です。

中国の歴史研究家から伝授された900年の歴史をもつという代替肉のレシピを応用し、お肉のような食感とたっぷりのうまみが印象的なパティを生み出したそうです。



イタリアンのデル・ポストの元ペイストリー・シェフが2015に開いたお店。

スペリオリティ・バーガー

なんと。このお店は東京にもありました!二店舗目が東京都は!なんかうれしい。


東京のスペリオリティ・バーガー

https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13242478/

オフィスから近いのでいっちょいってきて写真を後日UPします。


2020年7月20日月曜日

柳行李

この前、ねこの入る猫ちぐらについての読み物をよんで、これいいなあと思ったけど、ほんとああいう手作業の編み物は大変だと思っていたらこちらもまた! 柳行李(やなぎこうり)




猫ちぐら

猫ちぐら


ちぐらは、稲わらが材料で、行李はコリヤナギという植物。

行李の表面

コリヤナギ



柳はしなやかで壊れにくく、柔軟性に富み、使えば使うほどあめ色になって風格がでる。

おにぎりのお弁当箱につかうとおにぎりの湿気を行李がすって、網目がしまってふたで飲み物がのめるそう!

もともとは衣類をしまうためのケースだったので、そこそこのサイズ感があるものだったけど、いろいろなものがつくれるそうで、かごのバックとか弁当箱とかとてもかわいらしいです。
かわいいのだけど、この大変な作業、今の代でおわっちゃうかもしれないし、おわらないかもしれないし・・・

ちぐらのほうも、職人さんがいないんですって。
なかなかね・・・ちぐらのほうは、職人募集していたのみたけど。

コロナで中止になってしまったちぐら体験

we will meet again

ロックダウンは解除されたけどなんだかいろいろと自由放免とはならない世の中。

zoomやらスカイプやらで、顔をみて話ができたり
(個人的にはとても苦手です)
オンライン飲み会とか
(一回しかやったことがない)
するのだけど、
人はこれで「会った」ことにはならない、
会ったと認識するには、
嗅覚とか味覚とかの感覚が必要なのだという記事を読んだ。

なるほどその通り!

オンラインでつながってもそれは「会った」ことにはならないと。
で、エリザベス女王さまはwe will meet again とおっしゃったそう。

今日、上りのバスにどのくらい乗ってないかな?
と考えてみたら半年ものっていないことに気が付いて驚いた。

まず、用事や約束がない。
下りのバスや電車にのって仕事場にいって
帰ってくるということはあるのだけど)

これでなんとかなっちゃっているといえば、
そうなのだから結構なことなのだけど。

これはいつまで続くのかしら。

2019年10月19日土曜日

ロシア―モスクワ




夏に母がロシアにいった。ロシアとひとことでいってもやたら国土は広いのだけど、母がいくツアーだから不思議なところにはいかない。(ごく一般的なツアーなので)
なので、有名どころを押さえてきて、私に、スタバのタンブラーを買ってきてくれた。(マトリョーシカデザインでかわいい)



ロシアの公用語はロシア語である。
私は昔々ポーランドに少しだけすんでいて、ポーランド語を学校にいって勉強したけど、そこではじめて、「対格」という格を知った。(アキュザティブっていってた)もう、これが日本語にはないので、本当に難しく感じた。

ロシア語はやったことがないけど、なんとなくポーランド語と音がにている。
きっと対格もあるに違いない。あれはもう、頭で理解しようと思ってわかるものではないと思う。

また、ポーランド語にはない、ロシア語どくとくのキリル文字。これはもう記号やデザインにしかみえない。

ロシア帝国時代は宮廷はフランス語が公用語であり、貴族の強要にフランス語は不可欠であった。(だから、ロシア人の調香師がフランスで活躍したり、言語衝撃が少ないから往来があったのか)

ソ連時代になると、アメリカと世界を二極化したことで大国意識が強まり、アメリカへの対抗意識から国内はすべてロシア語化された。空港とホテル以外に英語表記はほぼなく、観光名所の多い国でありながら、旅行者にとっては非常にハードルの高い旅先になった。ソ連崩壊後もその状況は続いた。

モスクワはそれでも最近英語がでてきたらしい。乗換の案内に英語がかいてあったり、ロシア語だけだった路線案内「次は○○駅・・・」みたいのも、ロシア語のあと英語が使うように。

今私のまわりでロシア熱があつく、母もいったけど、友人もロシアロシアいっている。私はお土産のいくらを食べながら、自分もいつかシベリア鉄道にのる旅をしたいと思いを馳せるのでした。