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2020年7月20日月曜日

we will meet again

ロックダウンは解除されたけどなんだかいろいろと自由放免とはならない世の中。

zoomやらスカイプやらで、顔をみて話ができたり
(個人的にはとても苦手です)
オンライン飲み会とか
(一回しかやったことがない)
するのだけど、
人はこれで「会った」ことにはならない、
会ったと認識するには、
嗅覚とか味覚とかの感覚が必要なのだという記事を読んだ。

なるほどその通り!

オンラインでつながってもそれは「会った」ことにはならないと。
で、エリザベス女王さまはwe will meet again とおっしゃったそう。

今日、上りのバスにどのくらい乗ってないかな?
と考えてみたら半年ものっていないことに気が付いて驚いた。

まず、用事や約束がない。
下りのバスや電車にのって仕事場にいって
帰ってくるということはあるのだけど)

これでなんとかなっちゃっているといえば、
そうなのだから結構なことなのだけど。

これはいつまで続くのかしら。

2014年2月27日木曜日

amber 琥珀

ポーランドに1998年~99年にかけて滞在していた。

私がいたのはブロツワフという町。

精油を売ってくれていた女性がここに住んでいて、ご縁があってここに滞在することになる。

どこかblogで書いたことがあるけど、私は大学受験のとき地理を選択していて、グダンスクは造船の町、ポーランドの海と覚えていたけど、同時にここは琥珀の町でも有名。

ポーランドの町は、リネックという「中心」があって、そこはカフェやら、デパート(のようなもの)やらが四角形に形成されている。ブロツワフのリネックのビールやさんや本屋さん、琥珀やさん、ガラスやさんなどにはよく訪れた。ときどきリネックでおまつりもあった。

で、琥珀に戻るけど、ポーランド国内では琥珀は珍しくもなんともなく、ふつうにいっぱいそこらへんにある。

いいものは、もちろん、いいので値段もそれなりだけど、若い子のおこづかいでも手に入るものがたくさんあって、私もいくつか購入した。

さて。時は現在に戻る。

琥珀のような色をしたネックレスを夫がもってきた。(たぶんどこかで仕入れてきたのでしょう)

それをみた、おとなりの家のアヤネちゃんが「これは、のどの痛みに効くアンバーじゃないの?」と。

あれ? そうなの?? 

私、過去の記憶がまた戻ってくる。そういえば、クラッシュしたアンバーが売られていて、それをチンキのようにアルコールで抽出し、のみものに何滴かいれてのむとのどの痛みをとると聞いたことがある。

アクセサリーを身に着けているだけでもその効果はあるらしいとアヤネちゃん。
(ほんとかしら!?)

こんな記事をみつけた。

琥珀は、昔から病気や災厄から身を守り、富と幸運を呼ぶお守りとして大事にされてきました。身に着けることで邪気を払い、精神を落ち着かせてくれるといわれています。のどの痛み、風邪や神経痛に効くとして琥珀入りのクリームやエッセンスがいまでも薬局で売られていますよ。

(agora 2012年1.2月号)



2014年2月22日土曜日

ダディーのにおい

「ダディーのそばにいくと、スコッチウイスキーと、葉巻と、英国のペア石けんと、ラヴェンダーのオーディコロンが混じった匂いがした」

と述懐する朝吹登水子。

サガンの悲しみよこんにちはの翻訳者。

私は、森瑤子さんの大大大ファンで大学生のころ通学やアルバイトに向かう電車でいつも読んでいた。森瑤子さんの作品は、サガンに似ているといわれていて、サガンの作品も読んだ。サガンの小説はいつも最後胸がちくりとした。

その翻訳の朝吹登水子さん。旧朝吹山荘が軽井沢に保存されている。
湖畔にある美しい茶色のお屋敷。